「外出先で着崩れたら、どうしよう……」——実はこれ、ちょっとしたコツさえ知っていれば、その場で直せることがほとんどなんです。慌てなくて大丈夫。場面別に、応急処置の方法をいろはと一緒に確認していきましょう。

🌸 まずここを見る(急いでいる方へ)

着崩れの多くは衿元・帯・裾の3か所。それぞれ、手でなでて整える・引き上げる・腰ひもに挟み込む、という簡単な動作で直せます。

衿元がゆるんできたら

衿元がゆるんで見えたら、衿を手でそっとなでて、ゆるんだ部分を帯の下に入れ込みます。おはしょりの衿先を軽く下に引いて調整する方法もあります。鏡がある場所なら、左右対称になっているかもあわせて確認してみてください。

帯が下がってきたら

帯が下がってきたと感じたら、両手で前帯の下側を持ち、下から上に向かって均等に引き上げます。そのあと、中央から両脇に向かって手のひらで軽くなでるように整えると、きれいに収まります。

帯揚げが出てきた・外れたら

帯揚げが少し出てしまった程度なら、片手で帯を軽く浮かせて隙間に差し込めば直せます。完全に外れてしまった場合は、いったんほどいて結び直すのが確実です。

裾が下がってきたら

裾が下がってきたときは、おはしょりの下に手を入れて、下がった側の裾を腰ひもに挟み込み、おはしょりを整え直します。裾を踏んでしまうと直しにくくなることがあるため、気づいた時点で早めに直しておくと安心です。

お尻まわりがたぶついてきたら

座ったり歩いたりしているうちに、お尻まわりの生地がたぶつくことがあります。そのときは、たるんだ部分を手でなで上げて、おはしょりの下の腰ひもに挟み込んでください。

🌸 ここだけ覚える。直しの基本は「なでる・引き上げる・腰ひもに挟む」の3つの動作。この組み合わせで、たいていの着崩れは整えられます。

お手洗いのあとは、必ず後ろ姿を確認

お手洗いを使ったあとは、おはしょりがめくれ上がっていないか、後ろ姿を確認する習慣をつけておくと安心です。両手の甲を使って、上から下へなで付けるように整えると、きれいな形に戻ります。

よくある質問

Q. 一人で直せるか不安です。誰かに手伝ってもらったほうがいいですか?

A. ここでご紹介した方法は、基本的に一人でできる範囲のものです。ただし大きく崩れてしまった場合は、お手洗いの個室などで落ち着いて直すか、近くの方に手伝ってもらうと安心です。

Q. どうしても直せないときは?

A. 無理に自己流で直そうとすると、かえって崩れが広がることもあります。会場に着付け直しのサービスがある場合は、そちらを頼るのも一つの方法です。

Q. 着崩れしにくい歩き方はありますか?

A. 少し内股気味に、歩幅を狭くして歩くと着崩れしにくいといわれています。普段の歩幅より少し小さく意識してみてください。

まとめ

  • 着崩れの多くは衿元・帯・裾の3か所に集約される
  • 直しの基本動作はなでる・引き上げる・腰ひもに挟むの3つ
  • お手洗いのあとは後ろ姿の確認を習慣に
  • 直せないときは無理せず着付け直しサービスなどを頼る

持ち物の全体像はこちらのチェックリストもあわせてご覧ください🌸