訪問着のレンタル、お店を決めて「よし、予約しよう」というところまで来ると、ちょっとほっとしますよね。でもこのあと、画面をぽちぽち進めていくうちに「あれ、これってどうなるんだっけ」という項目がちらほら出てくるんです。小物は入ってる?キャンセルしたら?——あとになって慌てないために、予約のタイミングで確かめておきたいことを、いろはと一緒にひとつずつ見ていきましょう。

予約はいつ成立する?「送った」と「決まった」は別

まず意外と見落としやすいのが、予約そのものの成立条件です。宅配レンタルでは、電話を受け付けずインターネット予約だけのお店があります。そして、サイトで日付を選んで送信しただけでは予約完了にならず、お店からの確定メールが届いた時点で成立する仕組みのお店も少なくありません。

つまり「送ったから大丈夫」ではなく、「確定の連絡が来たか」までがひと区切りです。申し込み画面やメールの案内に、確定の連絡がどう来るか(自動返信とは別のメールか)を書いてあるはずなので、そこを一度読んでおきましょう。これを知っているだけで、当日になって「予約が入っていません」なんてすれ違いを防げますよ。

「フルセット」の中身は、お店ごとに違う

次に確かめておきたいのが、セットの中身です。着物のレンタルは、お店によって「どこまでそろっているか」が結構違うんです。訪問着・袋帯・帯揚げ・帯締め・長襦袢(ながじゅばん)(着物の下に着る襦袢(じゅばん)で、衿元や袖口からちらっと見える部分です)までは入っていても、草履・バッグ・足袋、そして腰紐・伊達締め・衿芯・コーリンベルト・前板・帯枕といった着付け小物まで入るかどうかは、お店の案内を見ないと分かりません。

見るポイントは3つです。ひとつ目は「自分で用意するもの」がどこまでか。補正用のタオルだけ用意すればよいお店もあれば、足袋や肌着は自分で、というお店もあります。ふたつ目は、気に入った帯締めや草履を持参して合わせてよいか。お気に入りを使いたい方は、ここを先に確かめておくと安心です。三つ目は、届いた箱の中身を照らし合わせられる一覧(チェックシート)が付くかどうか。付いていれば、開けたらまず中身を確認する、という流れにできます。

こうして見ると、「フルセット」という言葉の中身はお店ごとに違うことがよく分かります。予約の段階でセット内容の一覧を見ておけば、届いてから「あれ、これ入ってない」と慌てずに済みますよ。訪問着をレンタルにするか購入にするか迷っている方は、訪問着はレンタルと購入どっちがいい?着る機会と頻度からわかる選び方も合わせて読んでみてください。

キャンセル料と延長料金は「いつから・何割」で見る

そして、予約の確認漏れのなかでいちばん「知らなかった…!」となりやすいのが、キャンセルと延長のルールです。ここはお店によって本当に差があるので、見るところをぎゅっと整理しておきます。

キャンセル料で見るのは、無料で取り消せる期限と、そのあとの段階ごとの料率の2つです。期限の決め方からして、「利用日の何日前まで」と数えるお店もあれば、「申し込みから何日以内」と数えるお店もあります。そのあとは、利用日が近づくにつれて3割・5割と上がり、直前や当日は全額、という段階がよくある形です。予定が変わりやすい方は、自分の予定日がどの段階に当たるかを、予約の前に一度当てはめてみてください。

延長・延滞料金は、1日につきレンタル料の1〜2割と案内しているお店が多く、こちらもお店で違います。あわせて、「翌日返却」のような延長のオプションを用意しているお店なら、少し長く着ていたいときにそれを申し込めます。無断で返却を遅らせると、お店との信頼関係を損ねて次回利用ができなくなることがあるので、延ばすなら必ず事前に申し込みましょう。

このように無料キャンセルの期限も、段階ごとの料率も、延滞の決め方も、お店によって基準がまったく違います。予約の段階でキャンセル規定のページまで一度目を通しておくと安心ですよ。


訪問着をレンタルで借りるなら、商品ページで対象商品と利用日、セット内容、返却の条件を確かめてから申し込みましょう。記事で整理した条件に照らすと、必要な準備がはっきりします。


予約ボタンを押す前に、この3つだけ

ここまで見てきたように、訪問着レンタルの確認漏れは「予約の成立条件」「セット内容」「キャンセル・延長のルール」の3つに集まりやすいんです。予約ボタンを押す前に、確定の連絡はどう来るか、セット内容の一覧やチェックシートがあるか、そしてキャンセル・延長の料率がいつから発生するか——この3点を一度読んでおくだけで、ぐっと安心して申し込めるようになりますよ。ネットと実店舗どちらで借りるか迷っている方は、着物レンタルはネットと実店舗どっちがいい?試着・料金・返却の違いをやさしく整理も参考にしてみてください。保存しておくと、当日まで安心して過ごせますよ。